せともの祭り
私たちの会社がある愛知県瀬戸市。瀬戸市では毎年9月の第二土曜日と翌日曜日に『せともの祭り』と呼ばれるお祭りがあります。
今回はそんなせともの祭りについて紹介します。
せともの祭りの歴史
せともの祭りの始まりは、瀬戸の地に磁器の製法を広めた磁祖・加藤民吉の請願によって建てられた遥拝所である「窯神神社」の祭礼が原点といわれています。(窯神神社は後に民吉を丸窯神として合祀し「窯神社」になったといわれています)
それが、大正5年(1916年)に瀬戸の町全体で行われるようになりました。
その後、昭和7年(1932年)に、新愛知新聞社瀬戸支局の企画により現在の名称の「せともの祭り」となりました。
せともの祭りといえば、瀬戸焼の大廉売市です。その起源は昭和恐慌による慢性的な日本経済の不況によって瀬戸の倉庫に大量にあった在庫整理が目的でした。また、当時のせともの祭りは来年度の製品の注文を取る為の見本市の側面もありました。
一般の人たちは朝から晩まで叩き売りを見て回り、必要なものを買って帰る。その光景を見ていると、その年の景気がわかるとまで言われていたのだそうです。
現在のせともの祭り
現在、せともの祭りは日本三大陶器市に数えられており、毎年数十万人が訪れるお祭りとなっています。
瀬戸物の大廉売市は変わらず行われており、瀬戸市内を流れる瀬戸川沿いに200軒のお店が出店しています。そこでは、一般的な器から個性的な器、ノベルティーなど様々な陶器の製品が売られています。
こういったバラエティーに富んだ製品が揃っているのもせともの祭りの魅力の一つ。海外に輸出されるような装飾をした食器やノベルティーもあり、見ているだけでも楽しめます。
また、せともの祭りは陶器の廉売市だけでなく、屋台やステージイベント、花火もあります。
最近は、コロナウィルスの影響により、大廉売市を含む屋外催事は開催されておらず「せとものフェスティバル」として、オンライン上での廉売市が開催されています。
2025年のせともの祭りについてはこちらをご覧ください
2022年度の開催について
2022年、第91回せともの祭り大廉売市はリアルでの開催が決定いたしました。また、昨年に引き続きwebせともの祭り陶器市も行います。
弊社においては昨年同様、webせともの祭り陶器市への出店いたします。また、せともの祭り開催期間中、HatsuZanオンラインショップにてクーポンの配布を予定しております。
今年はせともの祭り期間中の花火大会の開催いたします。
・開催期間
9月10日 土曜日 9:00~18:00
9月11日 日曜日 9:00~17:30
・せともの祭り花火大会
9月10日 土曜日 18:30~(15分間)
雨天時は翌11日(日)18:00~(15分間)
・WEBせともの祭り 開催期間
9月2日 金曜日 0:00~
9月17日 土曜日 23:59 までの16日間
専用webサイト(https://setomono-webshop.jp/)
瀬戸商工会議所内・大せともの祭協賛会(http://www.setocci.or.jp/setomonomatsuri/)