【2025】せともの祭り
私たちの会社がある愛知県瀬戸市。瀬戸市では毎年9月の第二土曜日と翌日曜日に『せともの祭り』と呼ばれるお祭りがあります。
せともの祭りの歴史
せともの祭りの始まりは、瀬戸の地に磁器の製法を広めた磁祖・加藤民吉の請願によって建てられた遥拝所である「窯神神社」の祭礼が原点といわれています。(窯神神社は後に民吉を丸窯神として合祀し「窯神社」になったといわれています)
それが、大正5年(1916年)に瀬戸の町全体で行われるようになりました。その後、昭和7年(1932年)に、新愛知新聞社瀬戸支局の企画により現在の名称の「せともの祭り」となりました。
せともの祭りといえば、瀬戸焼の大廉売市です。その起源は昭和恐慌による慢性的な日本経済の不況によって瀬戸の倉庫に大量にあった在庫整理が目的でした。また、当時のせともの祭りは来年度の製品の注文を取る為の見本市の側面もありました。
一般の人たちは朝から晩まで叩き売りを見て回り、必要なものを買って帰る。その光景を見ていると、その年の景気がわかるとまで言われていたのだそうです。
現在のせともの祭り
現在、せともの祭りは日本三大陶器市に数えられており、毎年数十万人が訪れるお祭りとなっています。
(2024年は約36万人が訪れたそうです・主催者発表)
「せともの大廉売市」は瀬戸川沿いに約200軒ものせともの店が出店しています。全国最大級の規模であり、普段使いの器から陶芸作品まで豊富に並び、例年全国津々浦々から数十万人の人出でにぎわいます!
一般的な器から個性的な器、ノベルティーなど様々な陶器の製品が売られています。こういったバラエティーに富んだ製品が揃っているのもせともの祭りの魅力の一つ。海外に輸出されるような装飾をした食器やノベルティーもあり、見ているだけでも楽しめます。
また、せともの祭りは陶器の廉売市だけでなく、屋台やステージイベント、花火もあります。
2025年せともの祭り
2025年、第94回せともの祭り大廉売市の開催について、下記日程にて開催予定です。
今年も弊社も出店予定であります。出店場所については決定次第追記いたします。
・開催期間
9月13日 土曜日 9:00~18:00
9月14日 日曜日 9:00~17:30
窯神神社祭典(かまがみじんじゃ)
せともの祭りはこの窯神神社の神事です。当日は祭典のほかに豊栄舞(とよさかまい)奉納も行われます。
〒489-0048 愛知県瀬戸市窯神町112
せともの大廉売市
瀬戸物祭り弊社出品商品の購入について
弊社出品商品について、オンラインショップからも購入いただけます。
花火
初日の夜に約1000発の打ち上げ花火が行われていて、夜空を美しく彩ります。
アクセスについて
▶︎当日は電車でお越しが便利です
名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」下車、徒歩すぐの場所で開催されています
▶︎お車でお越しの方
会場周辺は大変混み合い、駐車場も限りがあります。
東海環状自動車道「せと品野」から約15分、「せと赤津」から約10分
体験する
絵付け体験や染付体験など、多数の参加型イベントもあります